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ReFS上のNTFSフォーマットのvhdxファイルは、ReFSの速さとNTFSの使い勝手を実装する

新しいファイルフォーマットのReFSは、Hyper-Vで利用する場合NTFSと比べて利点もありますが、NTFSでできたことが一部できないなど、使い勝手で用途を選ぶ必要があります。

ReFSの利点
・ファイルデーターの破損を確実に検出
・オンラインで破損ファイルの修復が可能
・ファイルが使用する物理ディスク内の領域(論理セクター)をメタデータで管理
・ファイルをコピーする場合、メタデータの操作(論理クラスターの割当と変更)で完結し、物理データの操作は不要
・容量固定のvhdxファイルの作成が速い
・チェックポイントの削除(ファイルの結合)が速い

ReFSとNTFSの比較
20175625110602.jpg


ですが、vhdxファイルをうまく使うことで、ReFSの利点とこれまでのNTFSの使い勝手を同時に利用することができるようになります。

サーバー上の物理ドライブとしてEドライブがReFSでフォーマットされています。
20175225110612.jpg

Eドライブ内にNTFSフォーマットの容量固定10GBの仮想ハードディスクを作成します。
かかった時間はわずか2秒ちょっと。ReFSなので速いです。
20170625120603.jpg


作成したvhdxファイルをサーバーにマウントして、Fドライブとします。
20170925120617.jpg

通常であればNTFSフォーマット上で、vhdxディスクファイルを容量固定で作成するとそれなりの時間が必要となりますが、ReFS上のvhdxファイルをNTFSでフォーマットすることで、ReFSのパフォーマンを持ったNTFSフォーマットのドライブとして利用することができます。

Fドライブ上に容量固定で5GBのvhdxファイルを作成してみましょう。
201714251206070.jpg
2.4秒ほどで作成されました。

通常のNTFSドライブでは
20173025120628.png
3分以上かかりますね。

以上、ということで、ReFSとNTFSは使い方次第で利用価値が大きく広がります。




仮想マシンの作業状態を保存して復元する方法

※実験的な試みなので、実用する場合はご注意ください。

仮想マシンのデスクトップでプラウザやOfficeアプリケーションが開いている状態で、Windows Updateなどで再起動しなければならない場合があると想定します。

再起動後に、デスクトップに展開しているアプリケーションの状態を復元したい場合の実験的な対処方法。

仮想マシンの構成ファイルでメモリ内容を保持している*.VMRSファイルをコピーして、必要な時に適用するとう方法です。

サーバーなどバックグラウンドでサービスが動いている場合などはいろいろ問題がありそうですが、デスクトップだけ利用しているような場合は有効かも。

 

デスクトップには作業状態のアプリがいくつか開かれています。
再起動後にこの状態に復元しようという試みです。

20170622030622.jpg


 

仮想マシンを「保存」します。
20170722030646.png


Hyper-V Virtual Machine Management サービスを停止します。

20171522030639.png


仮想マシンの構成ファイルの一つ*.VMRSファイルをコピーしておきます

20170822030634.png 



Hyper-V Virtual Machine Management サービスを開始します。
20171622030640.png


仮想マシンを「起動」して、再起動します。
20171722030607.png


ここまでが作業状態の保存です。

 

続いて、作業状態の復元です。


ログインすると作業状態は当然残っていません。

20171322030613.png


作業状態を復元するので再度稼働マシンを「保存」します。

20171422030605.png


Hyper-V Virtual Machine Management サービスを停止します。

20171522030639_20170624161327513.png



*.VMRSファイルを削除します。

20171522030603.png



コピーした*.VMRSファイルを元の名前にリネームしておきます。
(この場合は 197B4516-8ADE-45D1-8BA9-70EE591424C3.VMRS)

20171622030607.png 



Hyper-V Virtual Machine Management サービスを開始します。

20171622030640_2017062416205449d.png


仮想マシンを起動します

20171722030607_20170624162055919.png 


作業状態のデスクトップが復元されました

20171722030646.png




PowerShellで書くとこんな感じです。


$VMName = "Win2016"

#SaveDesktop $VMName

#ResumeDesktop $VMName


Function SaveDesktop($VMName){
    Save-VM $VMName

    $VM = Get-VM $VMName | Select *

    $File = $VM.Path + "\Virtual Machines\" + $VM.Id + ".VMRS"

    Copy-Item $File -Destination ($File + ".bak")

    Start-VM $VMName
}


Function ResumeDesktop($VMName){
    Save-VM $VMName

    $VM = Get-VM $VMName | Select *

    Stop-Service –Name "vmms" –PassThru

    $File = $VM.Path + "\Virtual Machines\" + $VM.Id + ".VMRS"

    Remove-Item $File

    Copy-Item ($File + ".bak") $File

    Start-Service –Name "vmms" –PassThru

    Start-VM $VMName
}


de:code 2017 イベントレポート

2017年5月23日~24日、「de:code 2017」がザ・プリンス・パークタワー東京にて2日間にわたり開催されました。22日には前夜祭、25、26日には初の試みとしてde:codeで紹介された最新技術を使い実際にハンズオンにて成果物を作成する「Hack Days」も開催されました。
今回は、このde:code 2017のイベントレポートをお届けします。

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https://www.gmo.jp/report/single/?art_id=218

Azure Site Recovery -Vol.3 ハイブリッドクラウドのはじめの一歩

ハイブリッドクラウド実現のためのはじめの一歩として、Hyper-VとAzureを組み合わせて利用できるサービス「Azure Site Recovery」(Site Recovery)を紹介するレポート第3弾。
今回は、目的に応じたフェールオーバーの実施方法についてご紹介します。
※Azureアカウントの作成や設定、Site Recoveryの設定方法については、Vol.1、Vol.2をご参照ください。

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https://www.gmo.jp/report/single/?art_id=217

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ハイブリッドクラウド実現のためのはじめの一歩として、Hyper-VとAzureを組み合わせて利用できるサービス「Azure Site Recovery」(Site Recovery)を紹介するレポート第2弾。
今回は、Site Recoveryの設定方法についてご紹介します。
※Site Recoveryの設定前に必要な、Azureアカウントの作成や設定方法については、Vol.1をご参照ください。

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